雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

正気を保つ

愚かさで説明できることに悪意を見出してはいけない

これは私の予想の100倍くらい適応範囲があるのだなと。これまですまんかった

アルミホイルをアタマに巻けばなんかしらが治るだとかなんかの水を飲めばガンとかが良くなるだとかやる気さえあれば解決するだとか、YouTubeでやたら出てくるようなやつですら、悪意ではなく愚か由来だったりする。親玉は悪意があるかもしれないが少なくとも末端で布教している人に悪意は微塵も無い。私が標準治療を進めるのと同じ熱意で高価な水を勧めている。

私は今、そんな愚かの坩堝に飛び込んで高価な水のような粗悪なものを売ろうとしているのだけど、周りの人達は本当に本気で悪意は無い。むしろ善意しかない。そして売っているものも悪いものではないらしい。標準治療があるのに高価な水を買わせるのは明確に悪だけど、標準治療を知らない、調べることすらできない環境の人が手に取れる「そこそこ高いけど多少は効果のある水」ならそれはむしろQOLを上げる。

私がこれから売るものは正しい知識にアクセスできる人にとっては粗悪なものかもしれないが、そもそも知識が無い人にとっては福音となりうる可能性すらある。

 

正しい知識にアクセスできる、情報の精度が判定できるというのはかなり選ばれしエリートなのだな。

いや私だって騙されるし正しさなんて分かるわけないのだけど、複数の情報源から色々な立場の情報を得て比較検討する方法を知っているというのがまずエリート。スマホで検索して、アフィサイトをかいくぐってまともな情報にたどり着いて書籍を買って必要なら近くの大学図書館に行ってみることがまずできない。

そもそも、もしかしたらいま見ている情報が誰かの思惑で編集されたものかもしれないという意識が無い。新聞の偏向すら自覚しておらず朝日新聞でも産経新聞YouTubeでもおなじ真実が書いてあると思っている。

そんな人達がそこいらじゅうにいて日々つつがなく生きているの、すごい…なんか……いのち、て感じする………